【症例報告】高校入学で始めた部活でシンスプリントに

シンスプリントの症例

毎日痛みを我慢しないといけないの??

今回ご紹介するのは部活動(バスケ部)でシンスプリントになった患者さんの話です

来院されたのは5月の初旬。4月に入って部活動をはじめてからの痛みだそう

 

実はシンスプリント、上級生より下級生に多く、とくにカテゴリーの変わる

  • 中1(小学校から中学校へ)
  • 高1(中学校から高校へ)
  • 大1(高校から大学へ)

という段階で発生することが多いです

 

考えられるのは

  • 練習量や強度がアップすること
  • 新入生で勝手がわからず緊張してカラダに力が入っている

といったところでしょうか

 

三玄堂ではこのようなケースをどのように考え、どこを診て、施術をしていくのか?

実際の患者さんの例を取りながら紹介していますので参考にしてくださいね

 

問診(カウンセリング)

施術を行うにあたり、まずは詳しくお話をお伺いしていきます

 

15歳 男性(高校1年。バスケットボール部)

◉主訴:シンスプリント

約3週間前から運動後に左脛骨内側縁に痛み

整形外科でシンスプリントと診断され、ストレッチで対処している

痛みはあるため、現在はガマンしながら練習を続けている

 

症状としては

  • 運動後の痛みがとにかく強い
  • 走ったあとも痛み
  • ジャンプ(両足)で痛み。とくに着地時

など

 

(既往歴)

右第2趾骨折

 

(病歴)

とくになし

 

(その他)

中学までは剣道部に所属。高校からバスケットボールをはじめる

症状

検査

検査内容です

 

◉検査

◆立位

バランス前傾姿勢

下肢内旋傾向

 

◆座位

脊柱の硬さ 硬さはないが、過度に緩い

PSIS 硬さはないが過度に緩い

仙骨 硬さ(+)

 

◆仰臥位

股関節ROMロック(+)

膝関節ROMロック(−)

足関節ROMロック(−)

左脛骨内側縁(中1/3)圧痛(+)

 

施術(調整)

では、調整内容です

 

◉調整ポイント

  • 硬膜の調整・頚椎と骨盤の調整
  • 股関節の調整、エクササイズ
  • 患部(シンスプリント)の調整

 

施術後は患部の圧痛も大きく軽減。ジャンプしても痛みはなし。

これで初回は様子をみることにする

 

股関節の硬さが気になるので、スクワットによる股関節の運動指導

練習の前には必ずおこなうようアドバイス

 

3回の施術を経て、練習後の痛みもない状態に

間を開けながら計5回の施術で無事卒業としました

 

まとめ

同じように練習をしていても、故障する選手としない選手がいます

この差は何でしょうか?

 

今回のケースで考えられることは

  1. 股関節の硬さ
  2. 剣道とバスケットボールの動きの違い

この2つです。詳しく見ていくと、

 

①股関節の硬さ

見てみると、股関節の動きが硬く、適切な動きが乏しい状態でした

つまり、しゃがみ込むような動きをしても股関節が機能していない

その結果、下腿部への負荷が思わぬカタチで増大してしまったと考えられます

 

②剣道とバスケットボールの動きの違い

剣道に比べるとターンやダッシュ、ストップなど切り返しの多いバスケットボール

こういった切り返しの局面で股関節が使えていないことが問題と考えました

 

 

臀部、大腿部に比べて非常に下腿部の筋肉が発達し太くなっていました

もともと、剣道でも足で踏ん張るクセが強かったようで、切り返しをすべて足で踏ん張っておこなっていたようです

 

対処法としては股関節の動きをしっかり出していくこと

今回はスクワットで股関節の動きを作るようにしました

この対処法も奏功し、順調に彼は回復を果たせました

 

シンスプリントは慣れるまで我慢するしかない、うまく付き合うしかない…

そんなことはありません。不調の解決はきっとできるはずです

 

諦める前にぜひご相談ください

三玄堂がきっとあなたのお役にたちますので大丈夫です^^

 

 

三玄堂はあなたの「いつまでもやりたいこと」を全力でサポートします!!

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