
今回は私たちの体に痛みや不調が発生する原因、についてお話していきます。
ご自身でできる対策も併せて解説しますのでご覧ください。
動画でも解説していますので併せてぜひご覧ください。
動画で解説
※再生すると音が出ます。ご注意ください。
文章で解説
原因はストレス
結論から述べると、原因は過度な負担、つまりストレスであると言えます。
ストレスと聞くと精神的なものを思い浮かべる方が多いかと思いますが、大きく分けると3種類のストレスがあります。
それは
- 肉体的ストレス
- 精神的ストレス
- 内臓的ストレス
です。
もう少し細かく見ていきましょう。
1.肉体的ストレス
これは仕事やスポーツなどによる体の疲れです。
同じ動作の繰り返しや同じ姿勢で長時間いる、などにより筋肉や関節に負担が集中します。
2.精神的ストレス
イライラや緊張のことです。
精神的なストレスがかかり続けると、自律神経の乱れが起こりやすくなります。
3.内臓的ストレス
食べ過ぎや飲み過ぎなど、内臓に過度な負担をかけた状態のことです。
内臓は主に自律神経によってコントロールされています。
食べ過ぎや飲みすぎは自律神経の負担を増やすので症状発生の要因となることがあります。
なぜストレスで体に不具合が生じるのか
なぜストレスや疲労によって体に不具合が現れるのか、ですが、大きく分けると3段階で起こってきます。
- 体にストレス・疲労が蓄積する
- バランスが崩れる・歪みが生じる
- 症状が現れる
という流れです。
疲れが蓄積して背筋が伸ばせなくなると、股関節や下半身の筋肉に負担がかかり不具合が出てくる、といったイメージです。
自分でできることは?
ストレスによって負担がかかっているということは、この3つのストレスをできるだけ少なくすれば良いと言えます。
自分はどのストレスで疲労が蓄積しているのかを考え、それを少しでも減らすことができれば、体にかかる負担も減っていきます。
ただ、このストレスは1つだけが蓄積していることはほとんどなく、肉体と内臓の掛け合わせ、のような複合パターンが多いです。
逆に言えば、1つのストレスが1割でも減れば他のストレスがかかっても負けないようになるかもしれないのです。
まとめ
今回は私たちの体に痛みや不調が発生する原因についてお話しました。
ポイントは3つのストレスをできるだけ減らすことです。
ただ、精神的なストレスを減らすことはなかなか難しいと思います。
なのでオススメは
- 早く寝る
- 食べ過ぎや飲み過ぎに気をつける
- 体を動かしてリフレッシュする
といった肉体的・内臓的なストレスからアプローチすることです。
以下に今回の内容をまとめた画像を載せていますので、参考にしてみてください。
また、3つのストレスについてもう少し詳しくお話している動画もありますので、あわせてご覧ください。

この記事を書いた人

嘉村佳紀(かむらよしき)
柔道整復師
横浜市出身
大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職
丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患
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