【症例記事】身体中の怠さや頭重感などでお悩みの41歳男性のケース

症例

はじめに

この記事では、身体中の怠さや頭重感などで来院された41歳男性のケースについてまとめています。

この記事が同じようなお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。

主訴・患者データ

患者さん:41歳 男性

主訴

  • 怠さ

  • 立ちくらみ

  • 頭重感

  • 息苦しさ

  • 筋肉痛

  • のぼせ

  • 寒気

来院までの経緯

主な経緯

  • 40歳:夏明けから症状が発生。

  • 41歳:来院の半年ほど前から他の整体で自律神経の治療を開始し、効果はあるものの持続しない状況のため、当院に来院。

検査・初見

【座位】

  • 仙骨部に硬さ

  • 第4胸椎に硬さ

  • 呼吸が浅い

  • 体幹部の回旋可動域低下

 

【仰臥位】

  • 背部に緊張

  • 後頭部(後頭下筋群)の緊張過剰

 

【その他】

  • 神経学的統合不全 問題なし

施術方針とプラン

検査から神経学的統合不全がみられなかったため、まずは全体的な緊張感を緩和させるべく、抗重力筋の過剰な緊張を解くようにし、反応をみることにした。

施術内容と経過

初回

抗重力筋の緊張緩和

仙骨部の硬さ改善

胸郭の硬さ改善

2回目

立ちくらみや息苦しさは変わらず

頭重感は改善がみられたため、施術を継続

3〜6回目

仙骨を重点的に行ったり、横隔膜の施術を加えてみたりしたが、少しラクな気がする程度で大きな変化はみられなかった

7回目

改めて神経学的統合不全のチェックをさせてもらうと、反応があった

クロールの運動を行い経過観察

8回目

前回の後は良かったとのこと

クロールのセルフケアも伝える

9回目

筋肉痛のような症状は改善した

呼吸もいくらかラクになった

朝は10時頃までふらついてしまう

10回目

胸郭が開きやすくなり、呼吸がしやすくなった

身体の怠さは変わらず

11回目

全体的には良い感覚はあるものの、怠さはあるとのこと

12回目

上部胸椎の硬さがなかなか解消しないこともあり、テニスボールでのケアを伝える

13〜14回目

背部のハリ感はかなり減少

怠さも多少改善傾向

左の咬筋の緊張過剰の可能性があり、施術

15回目

身体に違和感はなく過ごせた

頭重感が少し戻ってしまった感覚があったとのこと

腹横筋のトレーニング実施、セルフケアの指導

16回目

以前のような強い症状はなく、発生しても程度はかなり落ち着いているとのこと

 

以降は更に改善できるように定期的に施術を行う

まとめ

今回のケースでは、一度検査で問題ないと判断した点を改めて調べたところ、問題を発見するに至りました。

再度検査を行うという発想が遅れてしまったのは反省すべき点です。

また、顎にも問題がみられたことから、身体を支える力が低下し、食いしばりなどで踏ん張ろうとしてしまうことで身体中の緊張が生まれていると考え、腹横筋などのトレーニングも取り入れるようにしました。

結果的に改善がみられたため、見立てとしては間違ってはいなかったと感じています。

この記事を書いた人

嘉村

嘉村佳紀(かむらよしき)

柔道整復師

横浜市出身

大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職

丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患

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