肩こり・腰痛にも効く!股関節を動かすスクワット

スクワット

「もし自宅でトレーニングするなら何をオススメしますか?」

患者さんからそんな質問をよく受けることがあります。

 

こんなとき、三玄堂では多くの場面で「スクワット」をオススメします。

 

なぜスクワットなの?どんな人に効果があるの?キツくないの?

色々と思うところも多いかも知れませんね。

 

この記事では「スクワットの効果」と「スクワットのやり方」についてご紹介します。

少しでもこの記事が参考になれば幸いです。

 

スクワットをオススメする理由

なぜスクワットを強くオススメすることが多いのか?

それはスクワットで股関節を動かすことが全身に良い効果をもたらすからです。

 

 

とくに三玄堂では以下の2つの側面からスクワットが重要だと考えています。

 

理由1:大きな力を発揮する関節だから

股関節は私たち人間の体でもっとも大きい関節と言われています。

大きな関節=大きな力を発揮するということです。

 

そして、それは股関節が大きな力を発揮しないといけない理由があるから。

つまり、股関節がカラダを動かすうえで重要な部分であることを意味しています。

 

だからこそ、股関節を適切に、かつ効率よく動かせること。

これは健康的な生活をしていくうえでとても重要なことだと考えています。

 

理由2:上半身にも下半身にも繋がっているから

股関節はいわゆる骨盤と連結していて、更には骨盤は背骨へと連なっていきます。

背骨の先には頭があり、肩甲骨があり、肩の関節があります。

 

そのため、股関節が適切に働かなくなると上半身の動きに影響を及ぼすことが考えられます。

実際にスクワットをした後に肩を回すと動かしやすくなった。そんなケースも少なくありません。

 

下半身も同様に考えることができます。

股関節より下を見ると、股関節は膝の関節、足首へと続いていきます。

 

股関節が硬く、動かないことで膝にかかる負担が増えたり足首やすね周りの筋肉がパンパンになったりします。

また、股関節が固く動きが悪くなることで脚への血流量が少なくなり冷え性になる、というケースもあります。

 

股関節という大きな関節をしっかり動かすことはカラダ全体にとって大切なこと。

三玄堂ではそう考えてスクワットを推奨しています。

 

ポイントとやり方

ポイント

スクワットをする際に頭に入れておきたいポイントは3つ

①股関節(お尻)を後ろに引いていくことを意識します。

②膝も曲げますがあくまでも股関節を深く曲げることが第一。

③上半身(背骨)はできるだけ動かさず前に被せすぎないようにします。

 

やり方

両手を前ならえのように前に出します。

股関節(お尻)を後ろに引いていきます。
膝は曲げず、おしくらまんじゅうのイメージです。

膝を曲げながら更にお尻を後ろに引いていきます。

膝が90度ほど曲がったところでストップ。
再び上に上がっていきます。

 

これは筋トレではなく、あくまでも股関節を動かすこと股関節を動かす感覚を養うことが主な目的です。

少ない回数で構いません。股関節をしっかりと動かすことに集中してください。

 

回数も8〜10回を1セットやればじゅうぶんだと考えています。

 

注意点

スクワットは非常に効果の高いトレーニングです。

ですが、その反面で負荷が大きいというデメリットがあります。つまり、怪我をしやすいとも言えます。

 

そのため、

  • 反動をつけて勢いよく動かしたりしない
  • 呼吸を止めない
  • 痛みを我慢してまでやらない

ことに注意してください。

 

 

回数をたくさんこなすことよりも、まずは適切なフォームでしっかりと股関節を動かすこと。

まずはそこからぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

この記事をかいた人

プロフィール

横浜市戸塚区の整体「はりきゅう・整骨院三玄堂」代表

柔道整復師/鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師

 

1人でも多くの人が「よくなったらやりたいこと」を実現し、エキサイティングでワクワクする毎日を送れるようになっていただくことを目標にしている。

 

そのため日々の施術にあたる一方で所属団体の講師やセミナー開催を行っている。

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