【症例報告】腰椎分離症の施術をする際に行った2つのポイント

分離症になったら知っておくべきこと

今回紹介するのは腰椎分離症で来院された患者さんの話です

 

腰椎分離症とは

  • 体が柔らかい中学生頃に多く発生する
  • ジャンプや腰の回旋を行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入る
  • 怪我のように1回の負荷で発生するのではなく、繰り返し腰椎に負荷がかかることで発生する
  • 一般人での分離症の割合は約5%。スポーツ選手では30~40%の人が分離症になっていると言われている
  • 分離症は10歳代で起こり、それがきっかけで「分離すべり症」に進行していく場合も

というものです(参考:日本整体外科学会HPより)

 

 

整形外科などでも

  • 安静にする
  • 激しい運動は禁止
  • コルセットで固定

といった、いわゆる保存療法を長い場合は2〜3ヶ月行うことが多くみられます

 

しかし、先にもあげたスポーツ選手の分離症の割合

スポーツ選手の30〜40%が分離症を抱えている、というデータです

 

そんなに大多数の選手が腰痛で運動制限を強いられているでしょうか?

そうでもありませんよね

 

ということは分離症でも解決の糸口はあるはず…そう考えています

 

 

分離症でも調整ポイントを割り出すべく、細かく体をチェックし、紐解いていきます

実際の患者さんの例を取りながら紹介していますので参考にしてくださいね

 

問診(カウンセリング)

施術を行うにあたり、まずは詳しくお話をお伺いしていきます

 

13歳 男性 中学生、サッカー部

主訴

分離症による腰痛

・3ヶ月前にバスに乗って遠征に行った際から痛み

・遠征先での試合後から痛みが強くなる

・病院では分離症と診断された

・現在練習は休んでいる

・休む前はシュートでもダッシュでも痛みあった

・痺れや自発痛はなし

・右股関節を痛くしたことがある

といったお話をお伺いできました

 

検査

次に検査です

 

◉検査

(座位)

骨盤の硬さ(+)とくに左

脊柱下部硬さ(+)

前屈で左腰部に痛み(+)

 

(仰臥位)

左右の仙腸関節が硬い

頚椎5番のロック

腰部は腰椎2番と4番の動きに問題あり

左肩関節の動きにロックあり

 

(内臓)

左の大腸で反応。大腿筋膜張筋の筋力(−)

などを認めます

 

施術(調整)

では、調整内容です

◉調整

硬膜・横隔膜の調整

頭(頭蓋骨)の調整

大腸のツボ(経絡)の調整

左肩関節の調整

などをおこないました

 

とくに左肩関節の動きが前屈時の腰部の痛みに大きく関係

 

施術前に痛くて半分しかいかない程度だった前屈が施術後は完全に前屈が可能に

それでも痛みは若干残っていましたが、動きが大きく改善できたので1回めはこれで終了

 

 

3回目の施術時、頭蓋骨の動きで反応あり

この頭蓋骨の動きを調整したところ、前屈時の痛みは完全に消失しました

 

アドバイスとしては

・サッカーでは足への意識が強まるが、上半身の動きも必要

・肩甲骨周りの動きを改善させるエクササイズの指導

・スマホやゲームのやりすぎに注意

・しっかりと睡眠をとる

などのお話をさせていただきました

 

まとめ

 

腰椎分離症の患者さんへの施術でしたが、調整した部分は

左肩

頭蓋骨

の2箇所

 

とくに、大きく改善を示したのは左肩でした

 

サッカーや陸上競技の選手に多く見られるのが、足への意識が過剰なこと

足を使うスポーツほど、この傾向が強いです

 

しかし、スポーツの中で全身を使わない競技はほとんどありません

サッカーでシュートを打つ際でもよく見ると上半身も使っていますよね

 

腰椎分離症だからといって、腰だけを見るのではなく、必ずカラダの繋がりから症状改善のヒントを読み解いていくと自ずと改善ポイントがみえてきます

 

このように、三玄堂では全身の状態をチェックして調整をおこなっています

 

痛い部位だけの治療でなかなかよくならない方や薬や湿布でよくならない方も、諦める前にぜひご相談ください

 

本日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました

一緒に「100年使える」ような元気なカラダを目指しましょう^^

 

三玄堂はあなたの「いつまでもやりたいこと」を全力でサポートします!!

 

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