起立性調節障害本文2

起立性調節障害がなかなかよくならない理由

起立性調節障害がよくならない理由

起立性調節障害の改善が難しい理由は2つあります

・心身ともに問題を抱えていることが多い

・薬だけでは肉体的問題(自律神経)がよくなりづらい

 

上の図は症状が発生する際における心身の問題の割合を表したもので、破線の部分を越えると症状が発生することを示しています。

 

モデルAは破線より下にありますので症状の発生には至っていません。モデルBとモデルCは破線を越えていますので症状が発生していますが心身の問題の比率が異なります。

 

このように身体の中で起きている問題の比率には個人差がありますが、多くのケースでは心身ともに問題を抱えていて総合的なアプローチが必要となると考えられます。

 

そのため、病院での投薬だけで、カウンセリングだけで経過をみるケースが多いためなかなかよくならないことが多くみられます。

 

また、病院で処方された薬だけでは自律神経の働きを正常化することが難しく、肉体的問題が解決しづらいことがあります。

 

これは投薬があくまでも症状だけをみていて身体の状態を見ることをしていないからで、自律神経が適切に働くためのアプローチとしては不十分なことがあるからです。

三玄堂で起立性調節障害がよくなる理由

起立性調節障害がよくなる理由

自律神経の働きを適正化させ起立性調節障害を改善させるために三玄堂では以下のようなアプローチをしています

 

肉体的問題:整体と生活習慣のアドバイス

心理的問題:考え方などのアドバイスを子ども、ご家族双方に

姿勢や骨格のバランス

骨格のバランス

三玄堂では主に

• 脊柱(頚椎や胸椎)・骨盤の施術

• 神経伝達のエラーの施術

• ツボを使った東洋医学的な施術

などを通じて自律神経の働きの正常化を図ります

なかでも起立性調節障害でお悩みのお子さんの場合、ほとんどのケースでいわゆる「不良姿勢」がみられます。

 

このような姿勢や骨格のバランスを改善させていくポイントとして、姿勢だけでなく

  • カラダのゆがみ
  • 関節の硬さ
  • 筋力の弱化

などをチェックしたうえで施術を行います。

栄養面

栄養

食生活を見直すことで自律神経の働きが適正化し、起立性調整障害の症状がよくなるケースは非常に多くみられます。

 

これは栄養の過不足による内蔵の疲労が自律神経に大きな負担をかけてしまうからです。

 

たとえば、

  • カラダに必要な栄養が足りていないため内臓が元気でない
  • 偏った栄養素を摂りすぎて内臓に負担がかかりすぎている

などが考えられます。

 

そこで、必要となる栄養素や控えるのが好ましい栄養素についてのアドバイスを行ないます。

心理面アプローチ

心理的アプローチ

自律神経の働きを正常化させるようアプローチをしても心理的問題が強い場合は思うような改善がみられません。

 

思春期のお子さんは心も成長段階にあり自意識が強くなる反面、周りの目を気にしてストレスを溜め込んでしまうなどの傾向があります。

 

これは学校だけでなく、ご家庭での環境も含まれます。そのため、三玄堂ではご家庭での親御様との関わり方も大切だと捉え心理面のアプローチは親御様とお子さん双方に向けて行うようにしています。

 

こういったアプローチを整体と同時進行でおこなうことにより、より早期でのお悩みの解決へ向かうことができると考えています。

はりきゅう・整骨院三玄堂