今回は変形性膝関節症が整体でよくなる理由、についてお話していきます。
動画でも解説していますので併せてぜひご覧ください。
動画で解説
※再生すると音が出ます。ご注意ください。
文章で解説
変形がよくなる?
残念ながら
- 軟骨がすり減っている
- 関節が変形している
といった状態は元には戻らないとお考えください。
しかし、階段の昇り降りや、歩くときの痛みなどの症状自体はよくなると考えています。
加齢や体重が原因?
よく耳にするのが、加齢や体重の影響です。
確かにこれらが影響すること自体は否定できません。
しかし、年配の方すべてに変形があるわけではないし、体重が重い方でも変形がなく元気に動けている方もいるのが現実です。
このことから、必ずしも加齢や体重増加が原因とは限らないと考えられます。
どんな人が変形しやすい?
では軟骨がすり減ったり、関節が変形するような方はどんな人なのか。
それは、これまでに膝を使う機会がとても多かった人だと考えています。
というよりも、膝以外の関節の動きが悪くなることで必要以上に膝が使われてしまっていることが多いのかなと考えられます。
人間は膝だけで動くことはあまりなく、股関節や足首を同時に使っています。
つまり、股関節や足首の動きが悪くなったり、加齢で骨が脆くなったりが起きることで変形が進みやすくなる。
ポイントは股関節・足首の動きが重要といえます。
患部ばかり見てはいけない
膝の痛みがある際は、股関節や足首、場合によっては首が影響していることもあります。
多くの方が、
「そんなところが影響していると思わなかった」
とおっしゃるように、患部以外が要因とは想像しづらいのではないでしょうか。
ですが、このように患部に負担をかけてしまっているところがあるとしたら。
そう考え、体全体から見てみると解決策が見えてくるかもしれません。
まとめ
今回は変形性膝関節症が整体でよくなる理由についてお話していきました。
ポイントは体全体から見ることです。
関節はその部位だけでなく、体全体を使って動いているということにも目を向けてみてください。
読んでいて気になる事、わからないことがあれば遠慮なくご相談くださいね。
このページがあなたのお役に立てば幸いです。
この記事を書いた人
嘉村佳紀(かむらよしき)
柔道整復師
横浜市出身
大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職
丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患





お電話ありがとうございます、
はりきゅう・整骨院三玄堂でございます。