症例1:めまい・吐き気を伴う締め付けられるような頭痛
患者さん
16歳 男性 高校1年生
初回来院
平成28年10月29日
症状
2年半前から偏頭痛になる。ここ3ヶ月は左右側頭部と後頭部に繰り返し痛み
頭痛がひどくなるとめまいや吐き気を伴い辛くなる
脳神経外科でCTを撮るも異常はなし。頭痛薬を処方される
他にも
- 冷え性
- 腹痛
- 不眠
などの症状あり
施術内容と経過
検査をすると
(座位)
上肢外転 左(+)右(+)
PSIS 左(+)右(+−)
(仰臥位)
頚椎偏位(C3PRS)→頚部前後屈硬さ(+)
頚部ROM硬さ 左(−)右(+)
その他の四肢関節ROMは異常なし
左大胸筋・大円筋に筋力低下→胃経・三焦経
がみられました
調整は
- 硬膜(頚椎・骨盤)の調整
- 頚椎の調整
- 経絡の調整(脾経・腎経)
- 神経の流れの調整(ストレスなど)
などをおこない、座位での硬さはほぼクリアになる
頚部の動きの硬さも軽減され、スムーズな動きが見られたため初回はこれで様子をみる
2回目の施術前に調子を伺うと、頭痛の程度は10→3まで改善
経絡を中心に調整、さらなる改善を図りました
考察
この患者さんの場合は頭痛を引き起こしていたと思われるのは
頚椎のズレとストレスなどによるカラダのエネルギーの流れの乱れにある
と考察しました
頚椎の調整は1回目の施術でほぼ改善できました
あとは経絡を中心にカラダのエネルギーの流れをしっかりと改善できることができれば順調に回復していけそうです
症例2:1年前から続く頭の奥でズキズキする頭痛
患者さん
18歳 男性 学生
初回来院
平成28年11月1日
症状
昨年の10月頃から頭の奥でズキズキするような頭痛が発生
病院で検査をするがとくに異常はなし。若干のストレートネックを指摘される程度
その後心療内科で「うつ」と診断され薬を処方される
吐き気や目眩など頭痛に随伴する症状や頚部の痛みはなし
時間帯や作業など特定の条件で症状が強くなることはないが、日によって程度に差がある
他の症状は下痢気味、寝ても寝足りない感じ
昨年10月頃はとくに変わったことはなく、しいて言えば受験で忙しく風邪をひいた
→風邪をひいたあとから頭痛が出るようになった
施術内容と経過
検査をすると
(座位)
硬さの問題なし
(仰臥位)
頚椎偏位(C2左)あり
頚部ROM問題なし
上肢挙上 左(+)右(−)
その他の四肢関節ROMは異常なし
上部胸椎圧痛あり→T3PRS
神経の乱れのチェック:ウイルス・脊髄視床路、マヤズムなどで反応
がみられました
調整は
- 硬膜(頚椎・骨盤)の調整
- 頚椎・胸椎の調整
- 神経の流れの調整(ウイルス・脊髄視床路・マヤズムなど)
などをおこないました
施術後は頚部のバランスもよく、緊張もない感じになる
2回目以降の施術は経過を見ながら問題の深掘りをしながらさらなる改善を図り、
7回の施術で頭痛はほぼ感じなく、気にならない状態に
後に控える受験に間に合いました
ご本人の表情も明るく、声のトーンが変わったことに気が付きました
考察
今回のケースでのポイントは「風邪をひいたこと」ではないでしょうか
通常風邪はウイルスによる感染。カラダの防御機構が働き、ウイルスを排除しようとします
ウイルス排除を最優先するために、他の機能は一時的に犠牲にされてしまいます
これにより、神経系のバランスも崩れ頭痛に及んだのではないかと考えられます
受験でのストレスや疲労も重なり、体力も低下していたのでしょう
そのままカラダの状態がうまく引き上がってきていないと考え、少しづつ元の元気な状態まで持っていくことで頭痛の改善を図ることができました
三玄堂の想い
頭痛でお悩みの方は3人に1人(15歳以上)はいると言われています
こんなに多いのに、病院で原因がハッキリしないケースがとても多いとか
三玄堂にはそんな、病院で検査をしても異常がないと言われた頭痛持ちの方が多数来院されています
症状があるにもかかわらず、問題が見つからないのはとても心配ですよね
しかし、三玄堂では徹底的にカラダの状態を検査することで問題点を特定します
問題点がハッキリと見つかることで的確なアプローチが可能になり、改善が図れるのです
病院の検査で異常がないと言われたり、頭痛薬では思うように改善しない…
とお悩みの方はぜひ一度ご相談ください
三玄堂がきっとあなたのお役にたちますので大丈夫です^^
本日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました
一緒に「100年使える」ような元気なカラダを目指しましょう^^
三玄堂はあなたの「いつまでもやりたいこと」を全力でサポートします!!
お電話ありがとうございます、
はりきゅう・整骨院三玄堂でございます。