指1本でできる、耳鳴りセルフケア

耳鳴りのセルフケア

今回は耳に関するセルフケアをご紹介します。

このケアは耳鳴りの症状がある方、耳の詰まり感や閉塞感がある方、耳の聞こえが悪くなって気になっている方などにオススメです。

このページではそのやり方をご紹介していきます。

 

動画でも解説していますので併せてぜひご覧ください。

動画で解説

※再生すると音が出ます。ご注意ください。

文章で解説

事前チェック

まずセルフケアに入る前に、現状の自分の状態を知っておきましょう。

 

人差し指を耳の穴に入れて、上下、前後などに動かして、穴の大きさや痛みをみていきます。

 

この時に耳の穴が小さかったり、痛みがあったりした側の耳は機能が低下している可能性があります。

 

 

耳鳴りなどがある方では、多くは機能が落ちている側の耳に症状が出ていますが、中には反対側に症状があるという方もいます。

 

これは片側の機能が落ちてしまっていることで、健常な側が必要以上に頑張り過ぎてしまって神経の興奮などを生み、耳鳴りが起こると考えられます。

やり方

片方ずつで良いので人指し指を耳の穴に入れ、上下や前後に動かしていきます。

この際の抵抗感や痛みを覚えておきましょう。

 

反対側も同様に抵抗感などをみた際に、左右の差を確認します。

 

あとはより強い抵抗や痛みのあった側の耳の硬さや痛みのあった方向に指を押していきます。

 

この際に

  • 上下が硬かった場合は「あ〜」
  • 前後が硬かった場合は「い〜」や「う〜」

 

声を出しながら行います。

 

これを何度か繰り返していき、再度指を入れて硬さや痛みのチェックをしていきます。

 

はじめのチェックの時よりも改善がみられればOKです。

このケアの効果

このケアをすると、耳鳴りやめまい、耳の閉塞感でお悩みの方は、耳のスッキリ感や聞こえが良くなったということを仰る方もいます。

 

ただ、硬さや痛みは取れたけれども耳鳴りは変化がないということもありますし、これだけで耳の症状が全てなくなるというような代物ではありません

 

あくまでこのようなケアを継続的にやっていくと症状改善の助けになることがある、ということで三玄堂ではホームケアとしてやっていただくようにお伝えしています。

まとめ

今回は耳鳴りのセルフケアについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?

 

ポイントは耳の穴の硬さや痛みのある方向を把握し発声しながら押すことです。

 

読んでいて気になる事、解らないことがあれば遠慮なくご相談下さいね。

 

このページがあなたのお役に立てば幸いです。

この記事を書いた人

嘉村

嘉村佳紀(かむらよしき)

柔道整復師

横浜市出身

大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職

丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患

はりきゅう・整骨院三玄堂