膝が痛くてお洒落な靴が履けない!?
今回ご紹介するのは膝が痛くてお洒落な靴が履けない患者さんです
いったいどういうこと?と思われたかもしれませんね
膝が痛くなると、対応策として足への負担軽減を図ることがよくあります
代表的なものは足底板(インソール)や靴の処方など…でしょうか
この方も、膝が痛くて足に優しい靴以外は履けない状態でした
でも女性なのでお洒落な靴も履きたいですよね
結論から言うと、この患者さんは膝の痛みを気にせず普通の靴を履けるようになりました。私たちとしてもこれはとても喜ばしいことです
「お洒落な靴が履きたい…」
三玄堂ではこんなニーズを答えるためにどうしていったのか?
実際の患者さんの例を取りながら紹介していますので参考にしてくださいね
問診(カウンセリング)
施術を行うにあたり、まずは詳しくお話をお伺いしていきます
47歳 女性(会社員:事務)
◉主訴:膝の痛み、股関節、腰痛
半年ほど前から両膝に痛み。整形外科では変形はないと言われ、
負担軽減策として足底板(インソール)を処方される
→足底板入りの靴以外で歩くと膝が痛くなる
とくに階段の昇り降り、長時間の歩行で痛みがある
足底板はヒールやパンプスには装着できないので、
履いている靴はいつもウォーキングシューズ
たまにはお洒落な靴も履きたい…と思い来院
(既往歴)
円板状半月板
(病歴)
とくになし
(その他)
冷え、むくみあり
検査
次に検査です
◉検査
◆立位チェック
立位バランス:前方偏位気味
反り腰傾向
外反母趾あり
◆座位
上肢外転 左(+)右(+−)
脊柱の硬さ 腰仙部(+)胸腰椎部(-)胸椎部(−)
PSIS 左(+)右(+)
◆仰臥位
頚椎ROM:ロック
肘関節ROm:ロック
仙腸関節ROM:ロック
大腰筋:右筋力(↓)
施術(調整)
では、調整内容です
◉調整ポイント
- 上部頚椎調整→全体のバランス調整
- 仙腸関節→腎経
- 下肢の使い方の修正
調整後は立位でのバランスも改善。歩くものラクに。
とくに問題とみたのは下肢の使い方。
外反母趾もあり、土台である足元から下肢の使い方に問題があると考察
立ち方、足の着き方、膝の曲げる方向など数点をアドバイス
足底板がなくても負担がかからないようにするためにはどうすればいいか?
をテーマに来院毎に指導をすすめていきました
結果、5回の施術で足底板がなくても歩くことが可能に
現在はメンテナンスも兼ねて月に1回程度調整に通ってくださっています
まとめ
膝の痛みでお悩みの方はたくさんおられますが、
病院で「膝には問題がない」と言われるケースは少なくありません
そんなとき考えて欲しいのは、今回のケースのようなパターン
つまり、下肢の使い方に問題があるかもしれないということ
足底板でバランスを矯正することはとても効果的です。
しかし、ツールに頼りすぎてしまい、ご自身の問題点に気づかないまま…
これではせっかくの貴重なツールも勿体無いのではないでしょうか?
大切なポイントは「自身の抱えている原因に自身が気づくこと」
自身で問題に気づくことができた患者さんは必ず状態が好転していきます
痛みや不調を乗り越えてあなたがしたいことは何ですか?
三玄堂はその目標を達成するお手伝いができるかもしれません
ぜひご相談ください
三玄堂はあなたの「いつまでもやりたいこと」を全力でサポートします!!
お電話ありがとうございます、
はりきゅう・整骨院三玄堂でございます。