
今回は深呼吸で体を緩めるコツ、についてお話していきます。
動画でも解説していますので併せてぜひご覧ください。
動画で解説
※再生すると音が出ます。ご注意ください。
文章で解説
こんな人にオススメ
今回の内容は
- 呼吸が浅い人
- いつも肩に力が入っている人
- 自分で自律神経を整えたい人
にオススメです。
深呼吸は難しい!?
誰もが一度はやったことがあるであろう深呼吸ですが、実はしっかりできている方は少ないです。
簡単そうに見えて奥が深いのが深呼吸なのです。
そんな深呼吸のコツについて3つにわけてご紹介します。
鼻から吸って口から吐く
深呼吸をしてもらうと、口から吸って口から吐く方が非常に多いです。
しっかりと鼻から吸って口から吐くことを意識しましょう。
鼻は空気を入れる場所、口は食べ物を入れる場所と覚えておきましょう。
「吸う」より「吐く」
深呼吸が苦手な方の特徴として、吸う時間が長く、吐く時間が短いというものがあります。
実際に深呼吸で体を緩めるには吸う時間よりも吐く時間を長くする方が良いです。
漢字からもわかるとおり「呼」「吸」なので、先に呼気(吐く)ができないと吸気(吸う)もできないと覚えましょう。
横隔膜を使う
呼吸の筋肉である横隔膜がうまく使えずに呼吸してしまっている方も非常に多い印象です。
横隔膜が使えない呼吸では、肩や首の筋肉を使って頑張って呼吸をしてしまっているので、とても緊張を作りやすいです。
そんな横隔膜を使った呼吸のチェック方法と実践についても触れていきます。
チェック方法
手は楽にした状態で深呼吸をします。
この時に、横隔膜が開くように(肋骨が広がるように)動いていればOKです。
反対に、肩が上下に動きながら呼吸していたら横隔膜がうまく使えていないと言えます。
見てわかりにくければ、肋骨に手を当てながら深呼吸をして、肋骨が開く感覚があるかどうかを感じながら呼吸してみましょう。
実践
実際のやり方ですが、
- 肋骨に手を当てて少し締める(内側に絞る)
- 締めた状態のまま息を吸う
- 吐く時に更に肋骨を少し締める
- 締めた状態でまた吸う
この繰り返しです。
これは肋骨を少しずつ締めることで、肋骨に動きを出しています。
横隔膜は肋骨に付いているドーム状の筋肉なので、肋骨と一緒に動かすことができるのです。
まとめ
今回は深呼吸で体を緩めるコツついてお話していきました。
今回お伝えした3つは、まとめてやらなくてOKです。
自分のできそうなものから挑戦してみてください。
また、呼吸という普遍的なものをケアとして使える性質上、今回の内容はマスターできれば一生もののセルフケアになると思いますので、ぜひトライしてみてください。
読んでいて気になる事、解らないことがあれば遠慮なくご相談下さいね。
このページがあなたのお役に立てば幸いです。
この記事を書いた人

嘉村佳紀(かむらよしき)
柔道整復師
横浜市出身
大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職
丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患
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