はじめに
本記事では、朝起きられない、夜眠れない、息切れといった症状で来院された23歳男性のケースについてまとめています。
高校生の頃から徐々に不調が始まり、薬や整体を試したものの改善がみられなかった経過をたどったケースです。
主訴・患者データ
患者さん:23歳/男性/学生
主訴:
-
朝起きられない
-
夜眠れない
-
息切れ
その他の症状:
-
肩こり
-
腰痛
来院までの経緯
高校2年生頃から、徐々に朝起きられなくなり、起きた後もだるさや体の重さを感じる状態が続いてた。
大学3年生の頃に本格的に起きられなくなり、精神科を受診。
処方された薬で起きられる日もあったが確実ではなく、薬を飲み続けることに不安を感じ、約1か月で服用を中止。
その後、整体院にも通うも改善はみられず、当院に来院。
検査・初見
【座位】
-
左骨盤の硬さ
-
仙骨部の硬さ
-
頚部伸展制限
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頚部伸展時の同部位の痛み
-
呼吸が浅い
【仰臥位】
-
背部の緊張
-
後頭部(後頭下筋群)の緊張過剰
-
胸郭の硬さ
-
横隔膜の硬さ
【その他】
-
神経学的統合不全→左呼気補助障害
施術方針とプラン
強い緊張と自律神経の乱れを中心に施術を進めた。
特に以下の3点を重点的に行う。
-
抗重力筋の過緊張の緩和
-
肋骨の硬さの解消
-
横隔膜の硬さの解消
施術内容と経過
初回
-
神経学的統合不全の改善
-
抗重力筋の緊張緩和
-
横隔膜の調整
2回目
-
施術後は2日ほど調子が良かった
-
起床には変化はありませんでしたが、寝つきは良くなった
初回と同様の狙いで施術を行い、次回の反応をみることに
3回目
-
起きにくさは変わらないものの、起床後の症状はなかった
-
メンタル面の改善もみられた
施術では、左の肋骨の硬さが強かったため、可動性への対応。
4回目
-
起きやすさが少し改善した
-
メンタル面に波はあるものの、当初あった疲れやすさや息切れが減少
狙いに問題はないと判断し、施術を継続
5〜6回目
-
安定して起きられるようになった
-
起床後の不調もなくなった
以降
以降は、1〜2か月に1度のペースで、メンテナンスとして施術を継続。
この記事を書いた人
嘉村佳紀(かむらよしき)
柔道整復師
横浜市出身
大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職
丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患
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