オスグッドはうまく付き合っていくものではありません!
今回紹介するのは整形外科でオスグッドと診断され、うまく付き合っていくしかないと言われて痛みをガマンしてサッカーを続けていた女の子の患者さんの話です
オスグッドは成長期特有の症状のひとつですが、適切なアプローチを行えば時間のかかる症状ではないと考えています
また同様に再発の予防も可能と考えています
現にこの患者さんは2回の施術で見事卒業^^
元気にサッカーをできるようになりました
では、三玄堂はオスグッドをどのように考えて、どこを診て、どのように施術をしていくのか?再発予防のためにどんなアドバイスをしたのか?
実際の患者さんの例を取りながら紹介していますので参考にしてくださいね
問診(カウンセリング)
施術を行うにあたり、まずは詳しくお話をお伺いしていきます
11歳 女性(小学校6年生) サッカーチームに所属
◉主訴
左膝の痛み(オスグッド)
・3週間前に整形外科でオスグッドと診断
病院で言われたことは
「オスグッドは時間がかかる」
「うまく付き合っていくしかない」
「運動したら必ずアイシングする」
の3点
・一度痛みは鎮まってきたが、夏休みに入って再び痛みが出る
整形外科に行ってもまた同じことを言われるので、改善にはつながらないのでは?
と思いインターネットで調べて来院した
・現在は練習には参加してるがゲーム形式の練習には不参加
・歩行痛はなく、しゃがむと痛みがある
・走ったりボールを蹴ると痛みがある
・1週間後に合宿があるのでそれまでに少しでもよくしたい
・甘いものが好き
・パンよりご飯が多い
・とくに目立った既往歴はなし
といったお話をお伺いできました
検査
次に検査です
◉検査
(座位)
左右骨盤の硬さ(+)
脊柱の硬さ(−)
左右上肢外転の硬さ(−)
体幹の回旋の硬さ(−)
(仰臥位)
左膝の硬さ(+)屈曲で硬さあり
脛骨粗面正中に圧痛あり。
左仙腸関節の硬さ(+)
左足関節の硬さ(−)可動域にも問題なし
右拇指背屈力は問題なし
(オスグッド独自の検査)
オスグッド部に問題点あり。程度は中程度。
などを認めます
施術(調整)
では、調整内容です
◉調整
カラダ全体のエネルギー(経絡)の調整
硬膜の調整
内臓の調整→大腿四頭筋
仙腸関節の調整
オスグッドの患部の調整
セルフケア指導
などをおこないました
調整後はしゃがんだ際の痛みが10→4程度に
合宿に行く前日に2回めの受診。ほぼ痛みもなしで、走った時に軽く痛む程度
再度オスグッドの調整をして良い状態になったので卒業。あとはセルフケアを続けていくことができれば再発の問題もありません
2回めは1回めのセルフケアのアドバイスに応用を加えてカンタンなカラダを動かす際のコツや膝の特徴をお伝えしました
また、女の子でオスグッドになる場合、膝の捻れが多く見られます。
これは足のつき方や普段の座り方から起因していくものなので、修正すべきポイントがハッキリしています
三玄堂でお伝えしているオスグッド専用のセルフケアと併せて行うことで、今後長くスポーツをやっていくうえでケガを防ぐためにも、スポーツでのパフォーマンスをあげるためにもやっておいて損はありません
この患者さんは2回の施術で「卒業」。今後のアドバイスとしては
・甘いものに気をつける
・オスグッド専用のセルフケアを続けること
・しっかりと睡眠時間を確保する
などのお話をさせていただきました
まとめ
病院などで行われるオスグッドへのアプローチでは早期での改善はなかなか難しいのが現状です
しかし、三玄堂のオスグッド整体では殆どが2回の施術で改善していきます。
すなわち2週間程度で卒業してしまいます。もちろん再発の心配もありません。
これは適切なアプローチやセルフケアを続けていくことで実現が可能になります
オスグッドは成長期が終わるまでガマンするものでも、うまく付き合っていくものでもありません。安静にしてアイシングをしたり、痛いところを揉んだり、電気をかけたりだけがオスグッドのアプローチではありません
もっとやるべきことが実はあるのです
三玄堂ではオスグッドをこのように捉え調整をおこなっています
オスグッドの痛みを抱えながらプレーをしている方などはぜひ一度ご相談くださいね
三玄堂のセルフケアを覚えていただければ大丈夫です^^
本日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました
一緒に「100年使える」ような元気なカラダを目指しましょう^^
三玄堂はあなたの「いつまでもやりたいこと」を全力でサポートします!!
お電話ありがとうございます、
はりきゅう・整骨院三玄堂でございます。