練習はできるが試合は出られない…
今回紹介するのは整形外科でオスグッドと診断され、痛みの出ない程度の練習しかできず試合に出られないストレスを感じていた男の子の話です
三玄堂ではオスグッドを湿布やサポーターという対処法で良くすることは難しいと考えています。
痛みは時間の経過で落ち着くかもしれませんが、動かせば再び痛みが出てしまうおそれがあります
せっかく痛みがなくなって「サッカーを思い切りやるぞ!」となったのに、また痛みが出てきてしまって運動ができない…これではまったく面白くありませんよね
だからこそ、オスグッドには適切なアプローチを行わなければいけません
この患者さんのケースは2回の施術で見事卒業となりました^^
今ではオスグッドも気にせず、思い切り元気にサッカーをしているようです
では、三玄堂はオスグッドをどのように考えて、どこを診て、どのように施術をしていくのか?再発予防のためにどんなアドバイスをしたのか?
実際の患者さんの例を取りながら紹介していますので参考にしてくださいね
問診(カウンセリング)
施術を行うにあたり、まずは詳しくお話をお伺いしていきます
13歳 男性(中学校1年生) サッカーチーム(クラブ)に所属
◉主訴
左膝の痛み(オスグッド)
・2週間前から膝の痛みが発生
整形外科でオスグッドと診断される
→サポーターと湿布を処方されるが、リハビリの指導や運動制限はなし
現在は練習は痛みの具合を見ながら、できるだけ参加しているが試合は出ていない
練習は週に5回ある
現在の痛みは
- 手で触れたり、何かが当たると
- ボールを蹴る
- 走る
- 膝を曲げてしゃがむ
などで痛みを感じるとのこと
試合まで全部に参加したいという想いが強く、早く復帰したいため来院
食べ物のスキキライが多く、野菜や乳製品は苦手
甘いものが好きでジュースをよく飲む
(既往歴)
大きなケガはなし
たまに頭痛がする
(病歴)
特に目立ったものはないが便秘気味
不眠でなかなかグッスリ眠れない
検査
次に検査です
◉検査
(座位)
骨盤の硬さ 左(+)右(+)
脊柱の硬さ 腰仙部(−)
上肢外転 左(+)右(+)
体幹回旋 左(−)右(−)
(仰臥位)
仙腸関節 左(+−)右(−)
股関節 左(−)右(−)
膝関節 左(+)右(−)
足関節 左(−)右(−)
脛骨粗面正中に圧痛
(オスグッド独自の検査)
オスグッド部に問題点あり。程度は軽度
立位からしゃがむと30度屈曲で痛みがありストップ
施術(調整)
では、調整内容です
◉調整
カラダ全体のエネルギー(経絡)の調整
→膀胱経
硬膜の調整
内臓の調整→胆嚢
仙腸関節の調整
オスグッドの患部の調整
セルフケア指導
などをおこないました
調整後はしゃがんだ際の角度が30度→ほぼ完全屈曲OKに
その10日後に2回目の受診。施術前の検査時ほぼ痛みもなし。
練習も痛みなく参加ができる程度にまで回復
再度オスグッドの調整とセルフケア方法の確認を行い、無事卒業
あとはセルフケアを続けていくことができれば再発の問題もありません
2回めは1回目にお伝えしたセルフケアに応用を加えてカンタンなカラダを動かす際のコツや膝の特徴をお伝えしました
三玄堂ではこのように、カラダを動かす際のコツをよくお伝えしています
これらは、今後長くスポーツをやっていくうえでケガを防ぐためにも、スポーツでのパフォーマンスをあげるためにもなりますのでスポーツを頑張る患者さんにはとても喜んでいただいています
この患者さんには今後のアドバイスとして
・甘いものに気をつける
・オスグッド専用のセルフケアを続けること
・カラダの使い方の練習をする
・しっかりと睡眠時間を確保する
などのお話を最後にさせていただきました
まとめ
オスグッドの殆どが小中学生という、スポーツを頑張る人にとってとても大切な時期に発生します
オスグッドのせいで試合に出られない…
オスグッドのせいで思い切りプレーできない…
オスグッドのせいで楽しくプレーできない…
これではあまりにも悲しすぎますよね
しかし、三玄堂のオスグッド整体は2回〜3回の施術でかなりの確率で思い切りスポーツを楽しむことができるようになります
もちろん再発しないようなフォローも行います
これは適切なアプローチやセルフケアを続けていくことで実現が可能になります
オスグッドの痛みで試合に出られず、ストレスになっているような方はぜひ一度ご相談くださいね。三玄堂の施術がきっとお役にたちますので大丈夫です^^
本日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました
一緒に「100年使える」ような元気なカラダを目指しましょう^^
三玄堂はあなたの「いつまでもやりたいこと」を全力でサポートします!!
お電話ありがとうございます、
はりきゅう・整骨院三玄堂でございます。