
今回は腰痛の時のサポーター、コルセットと骨盤ベルトはどちらを使うのか、についてお話していきます。
動画でも解説していますので併せてぜひご覧ください。
動画で解説
※再生すると音が出ます。ご注意ください。
文章で解説
サポーターの目的
まず、サポーターの目的とは何かですが、これは体を「固定」することです。
痛みや不具合のある箇所というのは、動きが大きくて不安定であったり、負荷のかかりやすい場所であったりします。
例えば、首・腰・膝・肘・手首などはよく動く場所であり、不調の出やすい箇所と言えます。
なので、コルセットは腰を固定、骨盤ベルトは骨盤を固定して負担を和らげるのが目的の物になります。
2つの選び方
先程の話からお分かりかと思いますが、
- 腰の負担を軽減させたければコルセット
- 骨盤の負担を軽減させたければ骨盤ベルト
を使うのが効果的です。
ただ、今の自分にはどちらが適しているのかを判断するのは非常に難しいと思います。
ここで伝えるのも難しいところですが、判断材料を簡単にお伝えできればと思います。
簡単な判断材料
体にかかる負荷で考えてみましょう。
立っている時に体にかかる負荷を基準にすると、
- 座っているだけで1.4倍
- 前傾で荷物を持つ場合は2倍以上
になります。
こういった場合に痛みが出ているケースでは腰にかかる負担が大きいので、コルセットを第一選択にしても良いと思います。
反対に、歩いている時などでは骨盤を固定した方が楽なことがあります。
こちらでは骨盤ベルトを使用するのが良いかなと思います。
注意点
今回の判断材料はあくまでも参考程度にしてみて下さい。
人間の体はとても複雑なので、こういった教科書的な理論が通用しないことが多いです。
どちらの方が合うのか、というのはやはり専門家に聞いてみるのが良いと思います。
まとめ
今回はサポーターの選び方についてお話していきました。
ポイントはどの動き、どの体勢で痛みが出やすいのかです。
読んでいて気になる事、わからないことがあれば遠慮なくご相談下さいね。
このページがあなたのお役に立てば幸いです。
この記事を書いた人

嘉村佳紀(かむらよしき)
柔道整復師
横浜市出身
大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職
丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患
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