体を捻ると腰が痛い その原因は?

捻ると痛い腰痛

今回は体を捻った時の腰の痛みとその理由、についてお話していきます。

 

動画でも解説していますので併せてぜひご覧ください。

動画で解説

※再生すると音が出ます。ご注意ください。

文章で解説

腰は捻る動きはほとんどできない

実は腰はほとんど捻る動きができません。

 

確かに体を捻る時、腰が回っているように見えるかと思いますが、実際腰と呼ばれる部位に該当する腰椎は5度程度しか回りません

 

そんな腰椎が必要以上に回らざるを得ない状況になると、そこに付いている靭帯などが過度に引っ張られ、痛みが出ると考えています。

本来回るべきところ

では、本来はどこで体を捻るのか。

 

それは

  • 胸椎・胸郭
  • 骨盤・股関節

の3箇所です。

 

これらの箇所に動きの悪さがあると、腰が代償して余分に動いてしまい、結果的に腰痛に繋がることが多いです。

腰が代償している例

例えば、カートを両手で押しているお年寄りを想像してみてください。

 

両手を伸ばしてカートを押しているので、胸椎や胸郭は全然動きません。

 

すると胸椎や胸郭に硬さが出てきてしまい、腰を動かさざるを得なくなり、結果的に腰痛が発生するという流れが考えられます。

体を捻るのが硬いと起こる他の症状

体を捻る動きが硬くて起こる症状が腰痛だけとは限りません。

 

代償が起こった部位が股関節なら股関節に痛みが、膝なら膝にトラブルが出ることもあります。

 

なので三玄堂では首や骨盤などの動きをチェックさせて頂いています。

まとめ

今回は体を捻ると腰が痛い要因についてお話していきました。

 

ポイントは腰が余分に動かなくてはいけない状況になっていないかです。

 

途中でお話した首の動きなどは、ご自身の不調が起こらない為の健康のバロメータとして覚えておいて頂くのも良いと思います。

 

読んでいて気になる事、解らないことがあれば遠慮なくご相談下さいね。

 

このページがあなたのお役に立てば幸いです。

この記事を書いた人

嘉村

嘉村佳紀(かむらよしき)

柔道整復師

横浜市出身

大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職

丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患

はりきゅう・整骨院三玄堂