健康になるためのシンプルな食事テクニック「ミネラル編」

ミネラルの働きを知ろう

「栄養」について考えてみましょう

身体に保つために必要な5大栄養素

  1. 糖質
  2. タンパク質
  3. 脂質
  4. ビタミン
  5. ミネラル

でしたよね。

 

これら栄養素をバランス良く取り込むことが大切と言われています

では、5大栄養素それぞれの働きをご存知ですか?

なぜ健康で元気なカラダにはバランスのとれた栄養が必要なのでしょうか??

 

今日はこれら栄養素の働きと、とくに「不足して身体の回復を妨げている栄養素

についてお伝えしていきます。

 

もしあなたが、

食事を通じて健康で元気な生活を送るために必要なことを知りたい

のであればぜひ最後までページをご覧くださいね

5大栄養素の働き

5大栄養素をひとつひとつみていきましょう

【1】糖質

糖質=甘いもの、というイメージですがお米やパンなど炭水化物も糖質のひとつ

糖質の主な働きはカラダのエネルギー源として作用すること

 

とくに脳や神経にとっては糖質が唯一のエネルギー源ですので、低血糖など長時間糖質を摂取しないことで頭がぼーっとしてしまうことがあります

 

【2】タンパク質

人間のカラダの30〜40%がタンパク質で構成されています。例えば

  • 筋肉
  • 爪や皮膚
  • 内臓
  • 血液
  • 酵素
  • 遺伝子

など、カラダを構成する主な成分はみな、タンパク質です

 

【3】脂質

脂質=脂肪というイメージで要らないものと思ってしまいがちですがこれは誤り

脂質はカラダにとって必要なものです。脂質をカットしすぎてはいけません

 

脂質は細胞膜や血液、ホルモンなどの原料となります

女性の場合、脂質を抑えすぎるとホルモンバランスに影響が出る恐れもあります

他にも、 ビタミンAやD、Eなどの吸収を補助する役割も担っています

 

【4】ビタミン・ミネラル

上記3つのいわゆる「3大栄養素」をカラダに取り込む代謝をすすめます

ビタミンやミネラルが不足するとスムーズな代謝ができなくなってしまいます

 

もっとも不足している栄養素とは…!?

では5大栄養素のなかで、健康に関わってくるのはどの栄養素でしょうか?

カラダを構成する3大栄養素?代謝に関わるビタミン・ミネラル?

どちらだと思いますか?

 

「健康」というポイントに限って言えば、ビタミン・ミネラルのほうが重要なのです

つまり、ビタミン・ミネラルの不足に注意しなければなりません

 

中でも気をつけたいのがカルシウム

次からはカルシウムについて詳しくみていくことにします

 

じつは日本人はカルシウム不足…!?

厚生労働省の定める一日のカルシウム必要摂取量は650〜800mg

ちなみに欧米では1,200〜1,500mgと日本人の倍近く!

これに対して、実際の平均的摂取料は500mg程だと言われています

 

つまり、日本人は慢性的なカルシウム不足の状態にあるといえます

ではカルシウムの働きはご存知ですか?カルシウム=骨だと思っていませんか?

 

カルシウム=骨ではない

カルシウムの働きは大まかにわけると4つあります

  1. 骨を構成する
  2. 筋肉を動かす
  3. 神経をキチンと働かせる
  4. 体内の解毒(デトックス)

どれも私たちの生活に重要なものばかり

 

そして、よく見ると気づくきませんか?筋肉・神経・解毒…

どれも整体院などで症状改善をはかる際に出てくるキーワードばかりですよね

これだけでもカルシウムが大切なことがわかると思います

 

カルシウム不足が引き起こす怖い話

日本人がカルシウム不足になりやすい理由は何でしょうか?

そもそも摂取量が少ないことだけでなく、デトックスの働きが大きく関係します

 

私たちが肉や甘いもの(砂糖)を摂りすぎると弱アルカリ性の血液は酸性に傾きます

これを酸化と呼び、「カラダの錆」とか「老化の原因」などと言われています

 

カラダはカルシウムを使って酸性になった血液を元に戻そうとします

これがいわゆるデトックスとよばれるカラダで行われる反応

 

現代人はスイーツなど、甘いものを本当によく摂取します。肉もよく口にします

その結果、想像以上にカルシウムが消費されているのが知られざる実情なのです

 

そのままカルシウム不足が続くと、どうなるでしょうか?

仕方なく、カラダはカルシウムを貯蔵している骨からカルシウムが次々と動員

つまり、骨の中のカルシウムがなくなりスカスカな骨になってしまいます

 

カルシウムはデトックスで精一杯になってしまえば、カルシウムが

  • 筋肉を動かすところまで回せない
  • 神経をうまく働かせるところまで回せない

ことになり、不調の原因となってしまうことも考えられます

 

おわりに

いかがでしょうか?カルシウムの重要性を感じることができましたか?

 

慢性的なカルシウム不足に陥ることがないようにするには

  • カルシウムの消費を減らすよう努力する
  • カルシウムを積極的に摂取する

のどちらかになりますよね

 

ただ、現代人にとってカルシウムの消費を抑えるのはなかなかたいへん

だからこそ、積極的にカルシウムを摂取していくようにしたいところです

 

では、カルシウムを多く摂るためにはどんな食品が良いでしょうか?

カルシウムを多く含む食品と言えば牛乳や小魚というイメージですよね

それでもOKです。摂りやすいところからぜひ摂っていきましょう

 

今回オススメするのは海藻類。昆布やヒジキなどはカルシウムが豊富です

サプリメントもいいですが、まずは食品から摂るのがいちばん

 

ぜひチャレンジしてみてくださいね

 

 

はりきゅう・整骨院三玄堂