健康になるためのシンプルな食事テクニック「毒素編」

毒

足し算より引き算が大切!?

「日頃の食生活で気をつけることはありますか?」

日々、患者さんにこう聞かれることが何度もあります

しかし、だいたいが「何を食べればいいですか?」という意味

 

何を食べればいいか?と聞かれればこんな考え方(ブログ参照)もあります

でも、実際にこういった質問をされる方のほとんどは「偏った食生活」が問題

要は栄養のバランスが悪い。ということです

 

ここではあえて「毒」と呼びますが、どんな食品に気をつければいいのか?

なぜ摂りすぎるといけないのか?をご紹介していきます

ぜひ最後までご覧いただき、明日からの食生活の参考にしてみてくださいね

 

食べ物の影響で不調が発生する

今、あなたのカラダは何で作られているのでしょうか?

そう、あなたが口から食べたものをもとに作られています

 

5大栄養素をバランスよく食べた人はそれをもとにしたカラダ

ポテトチップスにコーラばかりの人はそれをもとにしたカラダに

どちらが健康なカラダと言えるか?言うまでもありませんよね

 

例えば肩こり・腰痛・冷え性・頭痛…整体院でよく見られる症状です

実はこれらの症状は不摂生で内臓に負担がかかり発生することが非常に多い

 

つまり、生活習慣に原因があることが多いのです

 

逆に言ってしまえば。生活習慣を正すことで健康に近づける、とも言えます

酷くなれば生活習慣病にまで繋がりかねないだけに気をつけていきたいものですね

 

カラダを蝕む7つの毒とは??

今から7つの食品(毒)を挙げていきます

これらの食品をできるだけ避けることでカラダへの負担が軽減します

 

具体的なデメリットを挙ながら紹介していきます

なぜカラダに負担がかかるのか?まずその理由を理解してくださいね

 

【1】アルコール

「酒は百薬の長」という言葉がありますが、適量を越えてはいけません

過剰なアルコール摂取は肝臓に負担がかかります

 

肝機能の低下では慢性的な疲労感や胃もたれ、風邪をひきやすくなったりします

 

【2】カフェイン

コーヒーなどに含まれ、覚醒作用・利尿作用があり、医薬品にも使われています

最近よく目にするエナジードリンクにも多く含まれていますよね

ただし、中毒性がありエナジードリンクの飲み過ぎで死亡した例

 

またカフェインの摂り過ぎは胃への負担が大きくなることも知られています

 

【3】塩分

塩分の過剰摂取といえば代表格は高血圧。塩分=高血圧という印象は強いですよね

塩分は1日10gまで、なんていう基準は一度くらいは目にしたことがあるはず

一方で精製した塩でなければ10g以上でも大丈夫、という説もあります

 

しかし、最も気をつけるべきポイントは脂質との抱き合わせでの過剰摂取

焼肉、ラーメンなど脂質の高い食事は負担を倍増させますのでご注意ください

 

【4】脂質

まずはじめに脂質はカラダにとって必要な栄養素だということは強調しておきます

しかし、当然ながら過剰な摂取は脂肪肝や肥満などの素となるので注意

実生活では質の良い脂質をとれるかがポイントになります

 

【5】添加物

身の回りの加工食品にほぼ使用されているの添加物。その代表格はリン

カルシウムはリンと結合することでカラダに吸収されにくくなってしまいます

つまり、カルシウム不足を引き起こし、代謝障害や骨粗鬆の原因になることも

 

ちなみに自然界に存在しない化合物がカラダに入ると簡単には排出できません

その結果、肝臓や腎臓に多大なダメージを与えてしまうことも

 

【6】牛乳

カラダに良いというイメージのある牛乳もダメージが大きい恐れのある食品

 

牛乳のタンパク質、カゼインは接着剤の原料になるほどの粘着性物質です

そのカゼインが腸にへばりつくと消化・吸収の妨げになってしまうことがあります

その結果腸内環境の悪化を招き、アトピーなどアレルギー疾患を引き起こすことも

 

【7】砂糖

砂糖の過剰摂取=糖尿病というイメージが代表的ではないでしょうか

最近注目されているのが「糖化」という現象。老化の原因とも言われています

 

糖化はタンパク質と糖がくっつくことで固くなり、ボロボロになってしまう状態

血管の壁や臓器で糖化が起こることで様々な疾患に繋がっていくと考えられます

 

おわりに

◯◯を食べれば健康になる

◯◯を控えれば元気になれる

巷では、こんなフレーズが飛び交っていますよね

 

どれも間違いではないと思います。それで結果が出た人もいるんですから

しかし、大事なことは「◯◯を食べる」や「◯◯を控える」ことではありません

日頃からバランスよく食事を摂るという意識が大切

 

そのためには

  • 自分が摂取できていない、必要な栄養素は何か?
  • 自分が摂取しすぎな、余分な栄養素は何か?

を知るところがスタートではないでしょうか

 

そのための基礎知識として、今回の記事がお役に立てたら、と思います

怖いのは「何も知らずになんとなく摂取すること」です

メリットもデメリットも理解した上で、適宜ベストな判断ができれば最高ですね

 

はりきゅう・整骨院三玄堂