
今回は太ももの裏側(ハムストリングス)をストレッチする方法、についてお話していきます。
動画でも解説していますのであわせてぜひご覧ください。
動画で解説
※再生すると音が出ます。ご注意ください。
文章で解説
ももの裏が硬くなると
ももの裏の筋肉(ハムストリングス)の硬さや動きの悪さは
- 腰痛
- 膝の痛み
- 姿勢の悪化
などに関与します。
多くの症状に関係する筋肉で、ここが硬くなることで坐骨神経痛が起こる、というケースも存在します。
このもも裏のストレッチにはたくさん種類がありますが、三玄堂のオススメの方法を2種類ご紹介します。
事前チェック
ストレッチをする前に、今の状態を知っておきましょう。
前屈でどこまでいけるかを把握して、ストレッチ後により前に曲げられるかを確かめましょう。
やり方1
では実際の流れです。
流れとしては以下のようになります。
- 足を肩幅に広げ、しゃがむ
- 足首を手で掴む
- 足首を掴んだまま膝を伸ばす
これでもも裏がストレッチされます。
注意したいのは痛みを感じるまでやらないことです。
痛みを感じると体が防御反応を起こして余計に筋肉が縮もうとしてしまうので、無理はしないようにしましょう。
このストレッチで膝が完全に伸びる人はほとんどいませんので、伸ばし切ろうと頑張らなくてOKです。
目安としては20〜30秒伸ばしましょう。
また体勢を戻す時の注意ですが、勢いよく戻さないことです。
勢いをつけて体勢を起こすと、筋肉が怪我をしやすいので、ゆっくり戻すことは徹底してください。
やり方2
別のやり方も紹介します。
- ベッドや椅子に片足を乗せる
- 胸がももに付くところまで体を曲げる
- 乗せた足の太ももを両手で抱え込む
- 膝を伸ばしながらお尻を後ろに引く
1つ目のやり方と同様に、膝がきれいにまっすぐ伸びる人はほとんどいないので、無理はせず、また戻る時はゆっくり戻りましょう。
ストレッチの注意点
再三の注意になりますが、ストレッチは
- 無理なく
- ゆっくり伸ばして
- ゆっくり戻る
を守りましょう。
せっかく筋肉を伸ばそうと努力しているのに、よけいに硬くなってしまうのは非常にもったいないです。
一度に思い切りたくさんやるのではなく、ゆっくり少しずつ結果を出していきましょう。
まとめ
今回はもも裏のストレッチについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?
2種類ご紹介したので、ご自身でできそうな方を選んでやってみてください。
読んでいて気になる事、わからないことがあれば遠慮なくご相談下さいね。
このページがあなたのお役に立てば幸いです。
この記事を書いた人

嘉村佳紀(かむらよしき)
柔道整復師
横浜市出身
大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職
丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患
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