「力を抜きましょう」施術中にこんな声掛けをすることがありますが、これが意外とできない方が多いです。
そんなときオススメのわずか1秒で誰でも「緩む」ことができる方法があります。
「力を抜きましょう」とよく言われるあなたはぜひ参考にしてくださいね。
やり方はカンタン「口を半開きにする」だけ
ではさっそくやりかたを…の前にひとつ
ご自身のカラダの硬さをチェックしてみましょう
■ステップ1:硬さチェックをしてみよう
- バンザイ
- 肩を大きく回してみる
- 左右を向く
- 天井を向く
- 立ったまま前屈・後屈をする
などから、やりやすい、お好きなものでけっこうです
できれば2〜3個やってみて硬さを把握しておきます
■ステップ2:口を閉じて動かしてみる
ステップ1でやってみた動きをもう一度、今度は
「口を閉じて」おこないます
できれば「ムムッ」と真一文字にぴっちりと閉めましょう
このとき、ステップ1と硬さに変化があるかどうか確認します
■ステップ3:口を「半開き」で動かしてみる
今度はステップ2の反対。口を「半開き」にしてやってみます
ポイントは半開きです。大きく空ける必要はありません
イメージは「ちょっと間の抜けた顔」です
このときの動きの硬さを確認します
いかがでしょうか?ステップ1〜3どれがいちばん硬さがなかったですか?
おそらくはステップ3の半開きのときではなかったですか?
逆にいちばん硬かったのはステップ2の口を閉めた時だったはずです
なぜ半開きがいいのか?
どうして半開きにするだけでこんなに緩むのか?
その答えは「カラダが緩むときの姿勢」にあります
あなたは「カラダが緩んでいる」人はどんな姿勢だと思いますか?
ざっと挙げていくと、
- 膝が軽く曲がっている
- 肩の力が抜けている
- 顔の緊張がない
- 眉間にシワが寄っていない
こんなところでしょうか
理屈としてはシンプル
上記の4点に近づけば近づくほどカラダは緩みます
逆に遠ざかれば遠ざかるほどカラダは緊張し硬くなっていきます
そこでもっともカンタンで誰でもできる手法。それが
「口を半開きにする」
ことなんです
口を半開きにした、いい換えれば「ちょっと間の抜けた顔」
あなたはそんな顔でビシっと緊張した姿勢を作れますか?
たぶんムリですよね
現代人は普段から緊張した顔を作りすぎです
電車などで見ていると、眉間にシワが寄っていない人を探すほうが難しいくらい
日本人は頑張りやさんが多いですからね
なんでも一生懸命やってしまう。そんな現れなのかもしれません
でも、この記事を読んだあなたは大丈夫
カラダを緩めるにはどうしたらいいかがわかりましたよね
すぐにでも実践して緩んだカラダにすることができますね^^
大事なポイント
最後にもういちどポイントをお伝えすると
- 目的は「緩む」こと
- 一生懸命がんばらない
- あとは口を半開きにするだけ
です
この体操の目的はカラダを緩めること
これを忘れないようにしましょう
口を真一文字に締めて一生懸命やればやるほど緩みません
つまり、目的からどんどん遠ざかっていきます
ここではムズカシイ理屈・理論はひとまず横に置いてください
大切なことはまずやってみて効果を実感することです
きょうから早速口を半開きにしてカラダを動かしてみてください
あなたがカラダの不調に悩まされることなく、自分らしくイキイキと過ごせるためのお役に立てたら幸いです^^
この記事をかいた人
横浜市戸塚区の整体「はりきゅう・整骨院三玄堂」代表
柔道整復師/鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師
1人でも多くの人が「よくなったらやりたいこと」を実現し、エキサイティングでワクワクする毎日を送れるようになっていただくことを目標にしている。
そのため日々の施術にあたる一方で所属団体の講師やセミナー開催を行っている。
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はりきゅう・整骨院三玄堂でございます。