【症状別】逆流性食道炎の効果的な市販薬の選び方|おすすめする人、しない人も解説

逆流性の薬の選び方

今回は逆流性食道炎の症状別の市販薬の選び方についてお話していきます。

胸焼けや呑酸(どんさん)、胃もたれなど、症状に合わせた薬について、副作用や使用を控えた方が良いパターンまで解説していきます。

逆流性食道炎のよくある症状

当院で逆流性食道炎で来院される方からよく聞く症状として

  • 朝方、胸がとても苦しく目覚めが悪い
  • げっぷと共に酸っぱいものが上がってきて不快
  • 食欲がわかなくて、大好きな食事が楽しめない
  • 胃の上あたりがすごく気持ち悪い
  • 喉の異物感と吐き気がいつまでも止まらず不安

などがあります。

この症状は大きく分けると

  1. 胸焼け     :胸の中心が焼けるように熱くなる
  2. 呑酸(どんさん):胃酸が喉元まで上がってきて、酸っぱさを感じる
  3. 胃もたれ    :胃が重く、スッキリしない

の3つに分かれます。

この症状によって選ぶべき市販薬が異なる為、まずはどの症状が自分に当てはまるのかチェックしましょう。

 

また、上記でも軽い症状や一時的な症状であれば市販薬でも十分改善が見込めます。

 

しかし、痛みが強い場合や吐血、症状が長期間続いている場合は医療機関を受診しましょう。

タイプ別おすすめ市販薬

ここからはそれぞれの症状別にオススメの市販薬を解説していきます。

1.胸焼け

胸焼けの症状では胃酸の分泌を抑えるH2ブロッカーというものが効果的です。

 

H2ブロッカーは胃酸を分泌する細胞にあるセンサーに働きかけ、胃酸の分泌を促す信号が伝わらないようにしてくれます。

 

良い点として、夜間の胃酸分泌亢進を抑える作用が他の薬よりも有用な為、胸焼けで眠れない、といった症状にも効果が期待できます。

 

具体的な薬としては

  • ガスター10
  • ファモチジン錠
  • アシノンZ錠

などが挙げられます。

2.呑酸

呑酸がある場合はアルギン酸系の薬が効果的です。

 

アルギン酸は食物繊維の一種で、胃酸と反応するとゲル状の膜を作ります。

 

この膜がバリアの役割を果たし、食道粘膜を胃酸から守ることで、逆流しても食道を刺激しないようにしてくれます。

 

また、胃の内容物をそもそも逆流しないようにする、出血がある場合はそこを覆って出血をできるだけ抑える、という効果も期待できます。

 

具体的な薬としては

  • キャベジンコーワα
  • ガストールアクティブ

などが挙げられます。

3.胃もたれ

胃もたれには健胃消化薬タイプが効果的です。

 

健胃消化薬は、消化酵素剤や生薬、消化管運動調整薬などがあり、消化機能を高めることが期待できます。

 

特に、食後の不快感が続く方に適しています。

 

具体的な薬としては

  • 第一三共胃腸薬プラス
  • 新セルベール整胃プレミアム

などが挙げられます。

その他(症状が軽い・予防)

症状が軽い、胃腸が弱くて副作用が気になる、という方には、穏やかに効く漢方薬がオススメです。

 

具体的には

  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
  • 六君子湯(りっくんしとう)

などです。

市販薬がオススメの人/オススメできない人

ここでは、症状を基に市販薬がオススメかそうでないかをまとめてみました。

ご自身がどちらに当てはまるのかの参考にしてみてください。

市販薬をオススメ/オススメできない

症状が軽度であったり、食べ過ぎや飲みすぎなどの原因がはっきりしている場合は市販薬で対応して良いと思います。

 

一方で、妊娠中や授乳中の方は必ず医師や薬剤師さんに相談しましょう。

著しい痛みがある場合や体重が減ってしまっている、という時にもあまりオススメはできません。

 

また、2週間以上市販薬を試したけれど症状が変わらない、という方もそのまま飲み続けることは得策ではないかなと考えます。

市販薬の注意点

ご存知の通り薬には副作用があります。

当然市販薬でも眠気や便秘、頭痛などが起こることがあります。

 

服用後に少しでも異変を感じたらすぐに服用を中止し、医師・薬剤師に相談しましょう。

 

また飲み方にも以下のようなポイントがあります。

  • H2ブロッカーは食後や就寝前の服用がオススメ
  • 健胃薬は食前に飲むと効果的
  • 連続の使用は2週間までを目安に

薬で改善されない時は

市販薬を2週間以上服用しても改善が見込めない場合は医療機関に受診しましょう。

 

放置すると食道炎が悪化してしまう可能性がある為、早めに対応することが重要です。

 

また、医療機関でも改善しない場合や、副作用が気になる(眠くなると仕事に差し障るなど)方は当院で診せていただければと思います。

 

当院では

  • 姿勢や骨格のバランス
  • 栄養
  • メンタル

といった3つの要素の中から問題を見つけ出し、自律神経の働きを適正化させて逆流性食道炎の症状を改善を図るため、医療機関とは違うアプローチが可能です。

まとめ

逆流性食道炎は市販薬で改善できますが、大元は生活習慣の改善が必要になります。

 

食生活を見直しつつ、市販薬もうまく活用しながら、楽しく毎日を過ごせるようにしましょう。

 

三玄堂では食生活のアドバイスも併せてさせて頂いておりますので、逆流性食道炎でお困りの方は当院にご相談ください!

この記事を書いた人

嘉村

嘉村佳紀(かむらよしき)

柔道整復師

横浜市出身

大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職

丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患

はりきゅう・整骨院三玄堂