
今回は肩甲骨の動きのチェックについてお話していきます。
動画でも解説していますのであわせてぜひご覧ください。
動画で解説
※再生すると音が出ます。ご注意ください。
文章で解説
このチェックでわかること
肩甲骨の動きは、
- 五十肩
- 肩こり
- 肘の痛み
- 手首・指の腱鞘炎
などに関わります。
また、今は症状がなくても今回のチェックで症状が出る前の「予備軍」的なものがないか?を確認することができますのでぜひやってみてください。
2つのチェック方法
ではそんな肩甲骨の動きのチェックをする方法は2つあります。
それは
- 肩を上下に動かす(すくめる)
- 肩を前後に動かす
の2つです。
1.肩を上下に動かす(すくめる)
肩を上に持ち上げてすくめるようにします。
この時に、理想的な状態では10cmほど上げることができます。
この動きが上手くできないときは
- 肩を上げる筋肉に力が入らない
- 肩を下げる筋肉の過度に緊張している
ことが原因だと考えられます。
2.肩を前後に動かす
気をつけの姿勢で肩だけを前後に動かします。
この時に10cmほど前後に動くのが理想の状態です。
よくあるのは猫背になっていて後ろに動かすことができないというパターンです。
これは胸にある「小胸筋」という筋肉が縮こまっていることが多いです。
動きが硬い場合は?
このチェックで硬さがあった場合の対策はとてもシンプル。
チェックと同じ動作を繰り返すことです。
上に動かしにくかった場合は上方向を重点的に、というようにうまく動かせなかった方向に繰り返し動かしていくことで、徐々に肩甲骨の動きがよくなっていきます。
まとめ
今回は肩甲骨の動きのチェックについてお話していきました。
今は自覚症状がない方でもこのチェックで動きが悪かった場合は要注意。将来的には不調が出てくるかもしれません。
また、肩甲骨の動きは手や指にも関わりますので、手や指の不調がある場合にもこの肩甲骨の動きをチェックしてみることをおすすめします。
読んでいて気になる事、わからないことがあれば遠慮なくご相談くださいね。
このページがあなたのお役に立てば幸いです。
この記事を書いた人

嘉村佳紀(かむらよしき)
柔道整復師
横浜市出身
大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職
丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患
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