【症例記事】逆流性食道炎による胃のもたれと背中の痛みでお悩みの32歳女性のケース

胃もたれ

はじめに

本記事では、逆流性食道炎に伴う胃のもたれ、背中の痛み、首から肩にかけてのハリを主訴として来院された32歳女性の経過をまとめています。

転職後の生活環境の変化をきっかけに体調不良が出現し、整体での施術経験はあるものの、細かい不調が改善しきらない状態であったケースでした。

主訴/患者データ

患者さん:32歳/女性

主訴:

  • 胃もたれ(特にストレスがかかると増悪)
  • 背面の痛み
  • 首から肩にかけてのハリと痛み

来院までの経緯

31歳で転職し、PC作業が増加。
その頃から身体のコリ感や内臓の不調を自覚するように。

改善のために整体へ通院したが、施術そのものに大きな不満はないものの、
細かい不調が残り続けている状態であるため、来院。

検査・初見

【座位】

  • 左骨盤のゆがみ
  • 仙骨部の硬さ
  • 非代償性のゆがみ
  • 第5胸椎の硬さ

 

【仰臥位】

  • 抗重力筋の硬さあり
  • 第3・4頚椎のゆがみ
  • 腹部のハリがある

施術方針とプラン

腹部のハリ感と背面の硬さがみられ、あわせて首や後頭部周囲の筋の硬さも強い状態でした。

そのため、まずは自律神経的なアプローチを中心に、全体の緊張を緩める方向で施術を行うことにしました。

施術内容と経過

●初回

  • 抗重力筋の緊張緩和
  • 骨盤および頚椎の調整
  • 横隔膜の硬さへのアプローチ

施術後、背部の緊張に変化がみられました。

 

●2回目

胃の調子は大きな変化はありませんでしたが、
背中の状態は少し軽減しましたので改善が見込めたと判断

しばらく今の施術を継続する方針としました。

 

●3〜8回目

胃の調子は「普通〜やや悪い」程度まで改善しました

さらなる変化を目的に肋骨の硬さに着目しました
肋椎関節の硬さに左右差がみられました

また、回盲弁へのアプローチを追加

 

●9回目

前回の施術後が「一番良かった」とのこと

同様の施術を継続

 

●10回目

胃の不調および背中の痛みは改善
しかし首や肩のハリ感は残っていました

以降は首・肩への対応を中心とし、2〜3週間に1度のペースで通院されている

まとめ

本ケースでは、胃のもたれ、背部の痛み、首・肩のハリが同時にみられていました。

検査では、骨盤・仙骨、胸椎、頚椎、抗重力筋、腹部のハリなど、複数部位に所見が確認されました。

施術を重ねる中で、胃の不調および背中の痛みは改善し、現在は首・肩のハリを中心に経過をみながら施術を継続しています。

この記事が同じようなお悩みの方の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

嘉村

嘉村佳紀(かむらよしき)

柔道整復師

横浜市出身

大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職

丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患

逆流性食道炎について詳しくはこちら

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