1日2分で丸まった体を緩めてスッキリさせる方法

テニスボールのセルフケア

三玄堂ではストレートネックを改善したい方、デスクワークなどで肩こりや首こりがひどい方、丸まった姿勢を正したい方などに、ボールを使ったケアをオススメしています。

このページではそのやり方をご紹介していきます。

 

動画でも解説していますので併せてぜひご覧ください。

動画で解説

※再生すると音が出ます。ご注意ください。

文章で解説

はじめに

脊柱ボール

ケアではこのようなものを使用します。

 

三玄堂ではテニスボールを2つくっつけてテーピングでぐるぐる巻きにしたものを同様に使用しています。

 

やり方はいたってシンプルで、このボールを背中にあてて寝るだけです。

ケアの前に

実際にケアに入る前に、首の上下左右や肩を回した時の動き、横になった時の背中と床のくっつき具合などをチェックしておきましょう。

 

あとでケアをした後にその効果を実感する為に、一度今の自分の状態を知っておくこともセルフケアでは大事です。

実際のケア

冒頭でも述べた通りで、「背中にボールをあてて寝るだけ」です。

 

位置としては胸の高さくらいのところにボールをあてます。

これを1箇所1分で少し場所を変えて2〜3箇所行います。

 

この際に、背中がよく伸びるなと感じられる場所があれば優先してやってみてもいいですね。

セルフケアの注意点

このケアで注意していただきたいことは、痛みや苦しさを我慢してやらない、ということです。

 

例えば、床が硬いと背中を押す力が強くなります。

フローリングなどの硬いところでやった際に痛みを感じたら、少し柔らかいところでやるか、ヨガマットやタオルを敷いた上でやるようにしましょう。

 

他に、背中のカーブが強い方では、寝た時に顎が上がって苦しくなってしまうことがあります。

このような時には枕を使うようにしましょう。

 

また、このようなボールを使ったケアでは、ボールに背中をグリグリ押し当てる方がいます。

 

ですが今回のケアではグリグリはしないでください。

グリグリしてしまうと逆効果にもなりかねないので、あくまで寝ているだけ、というのを意識してください。

再度チェック

セルフケアが終わったら最初に行ったチェックをしましょう。

 

首の上下左右、肩の動かしやすさなど変化があるかと思いますが、一番変化を感じやすいのは横になった時の背中と床のくっつき具合です。

 

ケア前よりも背中全体が沈み込むような感覚があればOKです。

セルフケアで大事なこと

セルフケアで大事なことは正しくやることです。

 

いたずらに数をこなしたり長時間やれば良いというわけではないことに留意しましょう。

 

今回で言えば2〜3分程度で終わるケアですので、きっちり行えば短時間でもしっかりと効果を実感できます。

 

実際、このセルフケアは多くの患者さんから好評いただいている手軽なものなので、正しく実施して効果を感じてください。

まとめ

今回はボールを使ったセルフケアについてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?

 

ポイントはボールを背中にあてて横になるだけということです。

速く多い回数をこなしたり、力いっぱいに押し込んだりするよりも、1回1回を丁寧にゆっくり行うことが重要です。

 

読んでいて気になる事、解らないことがあれば遠慮なくご相談下さいね。

 

このページがあなたのお役に立てば幸いです。

この記事を書いた人

嘉村

嘉村佳紀(かむらよしき)

柔道整復師

横浜市出身

大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職

丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患

はりきゅう・整骨院三玄堂