今回は肩甲骨と鎖骨を動かすエクササイズ、についてお話していきます。
動画でも解説していますので併せてぜひご覧ください。
動画で解説
※再生すると音が出ます。ご注意ください。
文章で解説
1.T字のエクササイズ
まず1つめはT字のエクササイズです。
流れとしては3つ。
- 肘を伸ばし、腕を地面と平行にする
- 手のひらを下に向ける
- 両腕を後ろに動かす
このような要領でおこないます。
この時のポイントは、
- 肩甲骨を寄せるように動かすこと
- ゆっくり動かすこと
- 鎖骨を後ろに持って行くイメージを持つこと
- 身体が反らないようにすること
に意識してみてください。
10回くらいが目安にはなりますが、意外とキツい運動なので、5回くらいをゆっくり丁寧に行うことから始めてみてください。
2.Y字のエクササイズ
2つめはY字のエクササイズです。
流れとしては3つ。
- T字の状態から手のひらを上に向ける
- そこから腕を130度くらい挙げていく
- 肘が曲がらないように後ろに動かす
このような要領でおこないます。
注意点はT字の時と同様に、鎖骨から動かすイメージで、ゆっくり丁寧に、無理なく行うことがポイントです。
3.W字のエクササイズ
3つめはW字のエクササイズです。
このエクササイズは
- Y字の状態から肘を曲げる
- 他のエクササイズ同様後ろに動かす
このような要領でおこないます。
注意すべきところも2つのエクササイズと同様です。
なぜ肩甲骨や鎖骨を動かすのか
「腕」や「上肢」と呼ばれる部位は肩の関節から先ではなく、根本は鎖骨や肩甲骨です。
つまり、腕を動かす際の起点は鎖骨や肩甲骨であるべきなのです。
起点がうまく動くようになれば上半身を大きく動かすことができ、肩こりや腱鞘炎、腰痛対策としての効果が期待できます。
まとめ
今回は肩甲骨や鎖骨を動かすエクササイズについてお話していきました。
ポイントは鎖骨から動かすイメージを持つことです。
とくに大事なポイントは回数をこなすことよりも鎖骨と肩甲骨を丁寧に動かすようにエクササイズを行うことです。
実際にやってみると、なかなかしんどいエクササイズなので10回もできないという人がいてもおかしくありません。
そのため、まずは少ない回数でも構いません。ゆっくり丁寧にやってみていただきたいです。
読んでいて気になる事、解らないことがあれば遠慮なくご相談くださいね。
このページがあなたのお役に立てば幸いです。
この記事を書いた人
嘉村佳紀(かむらよしき)
柔道整復師
横浜市出身
大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職
丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患
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