肘の痛みを簡単に解消するエクササイズ

肘のエクササイズ

今回は肘の痛みを改善する「みずぽっと体操」についてお話していきます。

このページではそのやり方をご紹介していきます。

 

動画でも解説していますので併せてぜひご覧ください。

動画で解説

※再生すると音が出ます。ご注意ください。

文章で解説

効果の期待できる症状

まずどのような方に効果が期待できるのかですが、

 

  • テニス肘
  • 野球肘
  • 赤ちゃんの抱っこでの疲れ

などの肘の痛みが挙げられます。

 

また他に、肩こりや腱鞘炎膝の痛みにも効果が期待できます。

 

肘と膝は構造が似ている部位で、以外と関係のある部位なので、膝の痛みがある方もやってみると効果があるかもしれません。

使う道具

このケアでは、よくある魚の形をした醤油差し(ランチャーム)を2つ使います。

※醤油を入れるような「たれびん」でも代用できます。

 

これに水を少し入れてケアをしていきます。

ケアの前に

ケアをする前に、今の状態を知っておきましょう。

 

肘を曲げ伸ばしして痛みの具合や曲げやすさ・伸ばしやすさを把握して、ケア後により変化が出るかを確かめましょう。

やり方

実際のやり方ですが、みずぽっと2つをケアしたい腕と反対の手のひらに乗せます。

 

そうしたら2つのみずぽっとの間に肘の尖った部分(肘頭)を当てます。

 

その状態で肘を曲げ伸ばしするのですが

 

  • 肘を曲げる時は手のひらで同じ側の肩を触るように(右肘なら右肩)
  • 肘を伸ばす時は手のひらを下に向けるように

 

動かします。

 

このケアでは肘周りのマッサージ効果に加えて、水の揺らぎによる緊張の緩和が期待できます。

 

始めの内は痛みや可動の狭さがあるかもしれませんが、できる範囲でやっていくと徐々に動きが良くなっていくと思います。

 

回数も何回という決まりは無いのでできる範囲でやりましょう。

 

無理に曲げ伸ばししたり、沢山こなそうとするとかえって力が入ってしまうので、1回1回を丁寧に行いましょう。

 

終わったらケア前に行った動きをしてみて改善があるかをチェックしましょう。

まとめ

今回は肘の痛みを改善するみずぽっと体操についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?

 

ポイントは

  • 手首を動かしながら肘を曲げ伸ばしする
  • 無理に回数や可動を出そうとせず、1回1回を丁寧に行う

ことです。

 

読んでいて気になる事、解らないことがあれば遠慮なくご相談下さいね。

 

このページがあなたのお役に立てば幸いです。

この記事を書いた人

嘉村

嘉村佳紀(かむらよしき)

柔道整復師

横浜市出身

大手整体院グループを経て2023年に三玄堂に入職

丁寧な施術と豊富な知識で患者さんの信頼を得る。得意な症状は自律神経系や頚部疾患

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